おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

呪い子の街角

真夜中目覚めて

また不器用に眠る

そんな暮らしを続けては

昼日中迄おかしくなる

 

異国の祭りに託けて

不自然に飾られた街がまた

浮遊を加速させる所以

 

いっそ飛べたら楽なのに

どうせ重たい身体ごと

カミサマはどこへも

連れてってはくれないくせに

 

すみへ行こう

定められた場所

分かりやすく心ぶれた街角

それは例えに過ぎなくて

 

本当の本当は

呪い子にとっては

どこだってすみね