おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

うろつく夏

花火の音来る港町

よかった成りゆきでも

 

噎せ返しふらついた昼にもう

諦めてしまったの

あなたの腕を

 

抑えきれない恋は置いてこよう

決めた矢先も引き摺っていた

 

鮮やか空はそこにあるのだろう

窓開けて見ないだけのこと

 

希望の持ち方を知らないけれど

絶望の処し方強い

 

味を忘れたかき氷

しみてもいいから食べたかったな

 

昼に倒れておけばよかったのか

少し夏を知ってしまって