おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

真夏のNowel

The First Nowelに酔い浸る6月

アベコベの時空間には慣れているから

いいのよ穏やかな日曜が手に入れば

 

少年たちは高らかに歌い

澄んだ声が癪に障る

あぁいつからこんな沙門しいものに

なってしまったのだろう

 

The First Nowelを繰り返し流し

聞いているはずが見ているように

生きているはずが彼方に意識取られ

 

少年たちは規則正しく引き戻す

澄んだ響き飛び込んでくる

あぁ今は亡き人も時も立て

共に歌いだしたくもなる