おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

算段情

ちらつく影が

恋とか

そういう綺麗なものならよかったのにな

強すぎる日差し

忘れ得ぬ

痛さ苦しさが住む景色

 

誰のせいでもないのなら

歴史は賢帝だけになり

誰のせいにもできぬなら

心は凋んで消えてゆくだけ

 

涙の跡でも残しましょうか

要らぬ算段にまた暮れる

 

行ってはいけないと言われた草むら

少しの眩さが住む景色

 

時のせいにもしようなら

戻せぬ針を誉めそやし

時のせいにもできぬから

体は朽ちるのを待つだけ

 

ただ町に出て踊りましょうか

要らぬ夢ばかり描く夏