力を失くしてゆく 齢に勝てずと 史上誰も逃れることのできなかった 唯一つの平等 病に伏してゆく 懸命に生きようが 正直にあろうが 容赦はなく 己の定まらぬ幼子 身体言うこと聞かぬ老体 思えば 本意である時間は 青春より短いのではないかと 虚しく茶を啜り…
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