おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2019-01-27から1日間の記事一覧

秋に焦がれる者

朝の冷たい街のなかで風を追っていた 見えないものほど縋りたくなるから 深まるほどに追うような そのままどこかへ行くような 秋の苦しみは分け合えぬ 葉の色、夕風、何をとっても また1人で恋焦がれる 明けた時からもう気づいている 人の行き交う街のなか…