2024-04-20 無いという彼女の声がする 音楽 歌詞 ふうか 声の出ない数日を経て 彼女は落ちこんでしまった 気分ではなく 風体から物理から 沈みこんだように見えた 地平は抑々平らではない 声の出ない数日から 調子の整わない数年を経て 彼女は 目が座ってしまった 兄弟が指摘する 久しぶりに会った時にはもう 純朴が見えなかった 置いていった者たちには 決してわからぬ 覚束なさが 一生残るの 傷ではなくて 覚束ないという 感覚が残るの