おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

どこで眠り起きて

眠り起きの中にいるだけで

生きたと言えるだろうか

消えてなくなればみな無だと

開き直れたらいいけれど

 

じっと耐えたホーム

ようやく歩き出したアスファルト

たられば並べた道の先

光でなくともせめて影

待っててくれたら諸手を上げて

 

眠り起きの所業だけで

疲れ果てた弱い魂

笑われることもないよ

気づかれていないから

 

卑下するなって声もまた

何にも分かっちゃいないなあ

たられば効くならせめて今

丈夫なこころとからだを持って

あなたに会えたらそっと顔上げて