酔うわけでもなく
ただふらつく足引き摺り
雨に濡れた夜の道を辿るだけでも
癒せないや
liar
1人でも
抱いてくれる腕を探した夜
liar
嘘でも
結ばれたいなどと願ってしまった夜
嘘でも
1人でも
liar
liar
なぞる指絡む時
苦しみさえ証に
あなたじゃない
誰かじゃない
神様でもなく
自分への
liar
もういいよ
好きなだけ抱いて壊してほしい
liar
何処かへゆけるなら
いっそ手段は選ばないわ
嘘でも
この身に余る
liar
1人でも
抱いてくれる腕に縋った夜
liar
嘘でも
救われたいなどと願ってしまった夜
嘘でも
liar
liar
liar