おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

苦しがりの夜だ

久しぶりだな

もう体に力が

入らないや

 

ずっと長い間

こんなだったもんな

がらくたの生活が

身につきすぎて

 

忘れていた彼是も

掘り起こしてきて

無理やり見せつけられてるような

 

海前にいた記憶ばかりを

塗りたくって埋め尽くしたくて

綺麗な青でぼかしたつもりの

暗くて重い記憶ばかりだ

 

本当は泣きだしたかった

苦しいと声に出したかった

叶わなかった彼是が

大人になった今押し寄せている