おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

此の日に思う事

今日は雨が降らなかった

 

叫びも傷みも

その言葉では表せないほどだっただろう

 

時を過ぎれば人は消えてゆく

より若い事が意味するのは

ささやかで

祈りにも怒りにも

 

綺麗事では立ち行かぬ

世も心情も

それを重々、身をもって解った上で

思う

 

ほんの少しでいいから

優しくありたいと

あたたかであれと

 

綺麗事だろうと愚かしかろうと

唱え続けなければいけないことがある

 

心優しい人は

世がどうあっても優しいのだろうから

私のような腹汚く性格の黒い者が

少しでも優しくあれれば

変わるのではないかと思う

 

目をそらすな

そらしてももう一度見ろ

 

作り出してゆくほかないし

作り出すことができるのだ

 

当たり前ではない晴天