おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

電車の外の景色

ねぇ電車の外の景色

少しだけ顔上げて見てみてよ

すっと過ぎてゆくもののほうが

愛おしくなった日

 

ずっとそこにあるものなのに

通り過ぎてゆく日

 

橋を渡り

境越えて

穏やかなれと

都会の空

 

だって泣いた日も運ばれる

連れてってくれるの

 

少しだけ顔上げて見てみたいよ

電車の外の景色