おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

泣き泣き夜籠

三寒四温の逆を行く

ひとりぽっちに泣かないようにしなきゃ、ね

道理で焼けた喉の奥

泣いたあとの強がりだ

 

引き摺ってきた

投げつけられた言葉をそのまま

そんなとこまで

 

素直にならなくていいんだよ

誰かがそっと言ってくれるだけで

叶う思いもあるだろに

なしてこんなにも難しい

世に世に泣いて暮れるから

 

万事憂いもなきように

備えて備えて

仮に遣り過せても

辿り着いてそこで1人

 

泣きついてきた

あの子を振り落として

自分だけ息をついた報いも来る

 

優しくなくたっていいんだよ

羨ましさや憎たらしさを

そのまま持って置けずにおれば

いずれ分かち合う人もあろう

世に世に願い続けたら

 

いつの間にか暮れるから

泣いても泣かずも終えるから