三寒四温の逆を行く
ひとりぽっちに泣かないようにしなきゃ、ね
道理で焼けた喉の奥
泣いたあとの強がりだ
引き摺ってきた
投げつけられた言葉をそのまま
そんなとこまで
素直にならなくていいんだよ
誰かがそっと言ってくれるだけで
叶う思いもあるだろに
なしてこんなにも難しい
世に世に泣いて暮れるから
万事憂いもなきように
備えて備えて
仮に遣り過せても
辿り着いてそこで1人
泣きついてきた
あの子を振り落として
自分だけ息をついた報いも来る
優しくなくたっていいんだよ
羨ましさや憎たらしさを
そのまま持って置けずにおれば
いずれ分かち合う人もあろう
世に世に願い続けたら
いつの間にか暮れるから
泣いても泣かずも終えるから