おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

天上のリズム

ふわり浮いてた

桜見降ろして

こんなこととは

知らぬの仏

 

やわらか風の

きっと吹いてる

揺れ具合で

わかるもんね

 

偉そうなこと言って

息もおろか

好きな服も着られずにいる

 

春はどうだい

こちらのリズム

知ってか知らずか踊る人

あぁ桜の木の下

その心までは見えずに

とうじんなかよ

 

ずっと浮いてた

目を擦っても

夢の気配が

そうそうなくて

 

明らか事を

持たないように

歴史がしてきた

意味が分かるね

 

壮大に語っても

聞く耳おろか

姿を留めてくれる目もなし

 

春は満開

誰でもリズム

とってよ

どこでも踊る人

あぁ桜の木の上

綺麗だけど

そんなにいいもんじゃないよ

 

閉じたらそこでお仕舞

絵本と一緒

ぶり返すこともない

春の気配は確かにするのに

片恋のように世を儚む

ことになろうとは

 

春はどうだい

こちらのリズム

知ってか知らずか踊る人

あぁ桜の木の下

その心までは見えずに

とうじんなかとよ

 

春は満開

ふわり見降ろして

こんなこととは

知らぬの仏