おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

little

街の気にあてられるのは癪だけど

何処吹く風と避けるには

少し風が大きすぎて

珍しく恋の気持ちなど

思い出していました

 

何でも頭で考えないと

気が済まないような質だけど

どうして声が聞きたいとか

そんなことを思っていたのだろう

 

七不思議

思春期の所為

何でもいいから突き離させて

 

生きてゆくなら

綺麗な言葉を

ひとつやふたつ持ったほうが

言葉を持つなら

身をもって心して知ったほうが

そうしてくれたのね

淡い恋でも

ひと世に一度会えたら

 

生きてゆくなら

汚いことなど

ひとつやふたつじゃないからさ

封じ込めるのも抱えるのも

むずかしいのわかってて

そうしてくれたのね

淡い恋でも

ひと世にひとつ持っておけば

 

生きてゆくなら

またねそんな大袈裟なことを

思わずにはいられない質

いいじゃない

 

もう会えないとして

あの声をおぼえてる

未完成

自分の思いまで

 

生きてゆくなら

持っていかせてね