おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

歌も無き森の奥には

高らかに愛を歌い上げる人

ずっと嫌いだなって思ってた

それがこの世だと言われたら

もう居られないや

追い出されるんだ

 

迷い込んだ森の奥で

木陰泣いて済むかな

助けが来ないことは知ってる

また自分の足で歩いて帰らなきゃ

 

あぁお前は

裏切ったりはしないよな

問う人は1人

心を強く持つほかなかった

 

飽きもせず歌い続ける人

押しつけがましく思えてさ

何時だって世は

温かく明るい人の声が大きいもの

 

悩みすぎた胸の奥は

もっと深く堕ちてさ

助け求める声も枯れて

出なくなった頃にやっと病める

 

あぁお前は

隠れたりしないよな

先人たちを追って

それもいいけど

 

迷い込むほど

奥の奥に

隅の隅に

景色があってさ

決していい代物じゃないけどな

 

あぁお前なら分かるよな

問うも1人

答えも1人

心を強く持つほかないんだ