おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

テディベアおさんぽ

今よりもっとずっとちっちゃな背

小さなリュックに詰めこんだ

テディベア首だけ出して歩いた

 

ルンルンほがらにリズムも鳴るよ

迷子になっても平気でしょ

ずっと長い華やかアーケード

勇ましく歩いてった

 

どこに寄ったわけでもないのに

アーケード 端まで着いたときには

くまさんいなくなってたよ

 

おかしいな

ちゃんと連れてきたのに

いっしょに歩いてきたのにな

弾んでた足 弾みすぎて

どこかで落っこちちゃったかな

 

そんな言葉もしらないから

泣くよなことも思わないから

ただ

テディベアどこかで消えちゃった