おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

Radio

こんなはずじゃなかったのにな

トボトボ歩いて是非もないわ

街の音はもう

デジタルに彩られすぎてる

 

愚痴にもならないけどさ

ふとね 懐かしくも

 

Radio 泣きたいことはすべてを

引き受けてくれたよな

愛も必ずどこかにはあるよ

見えなくてもね

 

嫌いでたまらなかった

電波も碌に摑めない町の

必死でアンテナ傾けたり

曲を声を拾いたかった

 

愚痴しか増えないけどさ

なんとかね 生きてくうちに

 

Radio 笑えることなんて

数えることもない僕が

それでも息をつなぐには

必要だった時間

 

Radio 泣きたいことはすべてを

引き受けてくれたよな

愛も必ずどこかにはあるよ

見えなくてもね