おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

巡る中に思い出す目覚め

またいつの間に

昼日中に

落ちたのだろう

気づけば夕風の

 

人々は営みの声

いろんなことが逆転

思いだしてしまう

何もせずに籠っていた日のことを

 

飯だけ食らう情けなさが

鍛えても強くなれぬ心が体が

投げやりにだけならぬよう

繋ぎとめた季節2まわり

 

また夢に落ちる時

世は真夜中

または明けの

気づかぬうちに果てる

 

人々は賑やかしの

地も大気も動きゆく

思いださずにはおられぬ

あすも昨日も見えずに泣いた日のことを

 

当たり前に動く世が

営みを続ける人々の手が目が

私を突き離すように見えた

縋り続けた季節2まわり

 

思うに嘆く

思い出すだに情けなく

よく生きていたものだと

 

またいつのまに

昼日中に

落ちた床の上で

無事目覚めて

 

気づけば夕風の