おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

subconsciousness

水の流れのある町を

泣くこと前提に探してる

海が開ければなお良いと

小川のせせらぎもほど良いと

 

桜、季節のゆく通りなど

それだけで染み入りそうだな

懲りても投げてもやめない

息吹をうたうこと

 

どこにいれば安らかだろう

腰も据えずに飄々と

旅人への憧れに誤魔化して

ほんとは息をつきたいんだよ

 

水の流れさえあれば

生きてゆけると思っている

海が開ける様を思えば

大丈夫だと念じている

 

桜、散りゆく通りなど

心ぎゅっと摑まれそうだな

愛情あきらめてもやめない

なお

息吹をうたうこと

 

ここは私の居場所じゃない

念じつづけた名残りなら

一生纏うものなのだろう

どんなに息をつきたいんだよ

 

水辺は逃げ場だったから

叫べば海を越えればきっとって

引きずって引きずって

 

息吹もとめて

歌えばいいんだと

 

どこへ行っても安らかなど

ないと薄々感じながら

水流れを桜通りを

縋るように subconsciousness

 

どこにいれば安らかだろう

腰も据えずに飄々と

旅人への憧れに誤魔化して

ほんとは息をつきたいんだよ