春は物思いの加速する
労いも一入
ただの暖かさではないんだなぁ
息のできる夕暮れを待っていたの
のらりくらりのふりして
息のできる夕暮れが目を覚ましたようだ
歌いながら帰ろう
それが臆せずできるようだ
春風のにおいを覚えたら
離れないみたい
ただの移ろいではないんだなぁ
風のそよぐ草原に立つこともできて
ゆらりふわりと過ごせば
風のそよぐ草原に立つことを思い出せる
忙し街並みまでも
見紛う力があるようだ
1度、春気に包まれたら
忘れることはできないんだなぁ
息のできる夕暮れを待っていたの
のらりくらりのふりして
息のできる夕暮れが目を覚ましたようだ
歌いながら帰ろう
泣いて凍えた日も持ってて大丈夫
今ここ、春の寄る辺