おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

雪街

背から腹から冷え切って

声は喉を通らぬ

お前の愛した街は狂い

直に閉じるだろう

 

冬空に歌い

舞わぬ雪待ち

風ご機嫌伺い

遠かろに

 

寝覚め引き摺り世の一手

袖を通したままでも

お前の愛した街に酔い

直に暮れるだろう

 

冬空に歌い

舞わぬ雪待ち

風ご機嫌如何と

おらぶまで

 

冬空に歌い

舞わぬ雪待ち

風ご機嫌伺い

遠かろに