おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

時計台の色

羨むよ いくらでも

それくらいよ 私の意味

あぁどこまでも高く晴れるがいい、空

 

あのコの能天気さにあたっても

気づかれないんだから

ほっとけばいいのに、つらいね

 

時計台の前で1人待ってる

愛しい人も

思いでさえやってこないから

 

滑り込むよ

何時の電車でもいい

花も摘まずに

帰るのだから

 

疑わしきは

自分の意義のみさ

手をつないだ記憶持たないから

気が楽、かもね

 

溶けそうなアイスには

あたたかいお茶でどうぞ

まぁこれくらいかな楽しめるとしたら

 

揺らいでたブランコを片足で止めたから

意地悪って言われたのかな

そんなつもりはなかった

いや、あった

 

時計台の色は光で変わる

眩しくも

憎たらしくも見えたりしてね

 

雨上がりよ

花の香りまで孕む水の

枯れる季節に

思い出すよう

 

汚らわしきは

自分の命のみさ

あたためられた記憶ないまま

続いてく、かもね