はじまりの歌を忘るな
雨がひとしずく
頬を濡らした
頬を濡らした
浜風に吹かれながら
見る夢がある
遥かを前に立ち尽くし
見る夢がある
はじまりの歌を忘るな
雨がひとしずく
頬を濡らした
頬を濡らした
光に満ちた
故郷の空に手を触れて
僕を思った
手をかざしたままで
僕を
ただ僕を
僕を思っている
胸焦がす恋を逃げるな
風がひとひら
この身吹きゆく
この身吹きゆく
水平線の向こう側
思う人がいる
今遠く離れてほら
思う人がいる
胸焦がす恋を逃げるな
風がひとひら
この身吹きゆく
この身吹きゆく
ひとひらの
ひとひらの
気まぐれ風に
故郷の空と遥か空
君を思った
ひとひらの
ひとひらの
ふと生まれた思い
君へ
ふくらんでく
君を思っている
光に満ちた
故郷の空に手を触れて
僕を思った
ひとひらの
ひとひらの
気まぐれ風に
故郷の空と遥か空
君を思った
はじまりの歌を忘るな
胸焦がす恋を逃げるな
故郷の空に
遥か空に
僕を君を思った