おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

幻想

熱はじわり、上がってくるようだ

考えたくもないけど

誰も助けてくれないから

途方もない空間に思える

四畳半すらない部屋

 

うっすらと愛らしきもの

手紙をもらったから

あぁそれでか

道理で体が反応するんだ

胸糞悪いとすぐに綻びる

防衛、病、救護、悲嘆

どれであっても楽ではないな

いい大人が囚われてるな

 

熱はぐっと、上がっていくようだ

考えすぎて燃えるよ

誰も助けてくれないこと

どん底で気づいて早5年

感覚がなくなってゆく

 

返しもしないのに

電話の声が痛い

あぁまたか

道理で頭の奥が痛む

闇ならいつだって引き出せる

現実世界の金よりよっぽどお手軽だこと

小さい苦痛を飼ってるようだ

いい大人が無様にも

 

防衛、病、救護、悲嘆

どれであっても楽ではないな

いい大人が囚われてるな