おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

ひと思い ひと歌い

どうしたってこの世の実感は

受けられないようにできているの

 

ただ虚ろなだけじゃない

狂っているわけでもない

 

誰も言ってくれないから

ひとり言い聞かすに限る

こじつけながらでも

日常をこなしてゆくしか

 

神と世を繋ぐ

負った使命の激しさと

人知れない虚しさが

絶えず、絶えず、

くる夜は

 

遠ざかる彼の地の感触は

幻かと錯覚させるの

 

まだ記憶は保てるか

もう薄れて消えるか

 

誰も呼びかけてくれないから

歌うたいに化けるのか

どうせ限りのあるけれど

道化、するには長いのだから

 

世と神を繋ぐ

負ったことさえ不確かな

我知れず苦しさは

絶えず、絶えず、

流る血は

 

神と世を繋ぐ

負った使命の激しさと

人知れない虚しさが

絶えず、絶えず、

くる夜は

 

世と神を繋ぐ

負ったことさえ不確かな

我知れず苦しさは

絶えず、絶えず、

流る血は