おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

君は言う

「どんな世界の青さにも 君1人で立ち向かうことはないのだから」

「どんなに世界に怯えても 君を苦しめるものばかりじゃないのだから」

 

失う五感と湧き上がる六感、七感

私はどうやって生きてゆく

呼吸も儘ならぬ苦しみと縛りの世界で

私はどうやって生きてゆく

“生きてゆく”…?

 

投げ出させてくれない 空の明るさ

最期の一瞬に過ぎる風

揺れる揺れる心

もはや此処に在らず

 

それでも

 

君は言う

「どんな世界の青さにも 君1人で立ち向かうことはないのだから」

 

消え行く五感を凌駕する六感、七感

私は何処までも惑うだけ

“故に我在り”は思っても思っても摑めない

私は何処までも惑うだけ

惑うだけ

 

諦めさせてくれないメロディーがある

堕ちた底の者にも吹く風

巡る巡る時よ

何処へ連れてゆくの

 

不安でも

 

君は言う

「どんなに世界に怯えても 君を苦しめるものばかりじゃないのだから」

 

 

失う五感と湧き上がる六感、七感

私はどうやって

“生きてゆく”

 

終わらせてはくれない

続いてく空

今この一瞬を刻む風

揺れる揺れる心

もはや此処に在らず

 

それでも

 

君は言う

「どんなに世界に怯えても 君を苦しめるものばかりじゃないのだから」

 

投げ出させてくれない空

その青を

憎らしいとさえ思ったこともあったけれど

 

君は言う

「どんな世界の青さにも 君1人で立ち向かうことはないのだから」

君は言う

「どんな世界の青さにも 君1人で立ち向かうことはないのだから」