チャイム

心の休まらぬ日曜の暮れに

通りかかった学校の

いつかに似た姿に

 

聞こえぬチャイムが響いたのは

精神の未熟と記憶の確かを

ずっとずっと持っていること

これからも付き纏うこと

 

日は翳り

闇来ても

まだ音だけ生きるのだろう

身を捩り

苦しむほど

あたたかに思えるだろう

 

狭い部屋に辿り着いても

体の熱が止まないから

どこかで断ち切らなければ

 

感じるチャイムが幻かは

自分で決めてもいいはずで

遠く遠くなっても1人

頭の中で唱えれば

 

日は去り

闇の町

取り憑かれたようにずっと

身を呈し

鳴らし続け

本物に思えるよう

 

眠りの前

部屋の隅

いつのチャイムが続いているのか

身を抓り

確かめる

あたたかく思いたいよ