或る一つの詩

深い深い暗闇に突き落とされた

高い高い天空へ引き上げられた

とても忙しいあなたの心

 

幻のような世界見つめ続けた

投げ捨てられぬよう怯え続けた

とても繊細なあなたの心

 

縛られもせず 落ち着かず 行くあてのない

留まれもせず 進めずに どうしたらいい

とてももどかしいあなたの心

 

つらかったね

よくがんばったね

大丈夫だよ

ちゃんと生きてきたもんね

 

心が深いから

苦しみも深く

悲しみも深い

心が深いから

あらゆる思いに

戸惑うけれど

追われ透かされ

突きとばされ

それでも心は

ここにある

深くある

 

大事な時に大事な言葉言えないんだ

変に暴れて疲れ果て沈みこむんだ

理屈じゃ語れない私の心

 

誰の瞳も信じない 信じたいのに

世界に気持ち許せない 許したいのに

なんて複雑な私の心

 

本当を言えば すぐにでも突き離したい

それでも何か 何かがね 繋ぎとめてる

脆くもしぶとい私の心

 

つらかったよ

よく分からないままだけど

生きてきたよ

大丈夫だよ

ちゃんと生きていけるよね

 

心が深いから

苦しみも深く

悲しみも深い

心が深いから

あらゆる思いに

戸惑うけれど

痛みばかりに

囚われないで

優しい心も

ここにある

喜びもある

 

ずっと苦しかったあなただから

うんと悩み抜いたあなただから

心が深いから

苦しみも深く

悲しみも深い

 

その分

心が深いから

あらゆる思いに

戸惑いながら

優しさも深く

喜びも深い

 

深い苦しみを知る

あなただから

深い喜びに優しさに