音楽

よろこびの夜

よろこびの夜 ジングルベルのない道も 12月には変わりなくて やたら輝く街を出てここまで来たの 降り来る雪を払う 遠くて泣きたくなるよ 悲しみも どうせなら近くにいてくれればよかったのに 懐かしむ人も無いから 淡々と歩を進め 1000年前の息吹とは…

いつか貴方の許へ

遥を知った もう何も無い 震える背に憑く影も無い 遥は苦しく 時に彷徨う 涙が死んだ 嬉しくもない 生贄には揺る背さえ無い 遥は優しく降り寄り添う 貴方の事を愛しいと思った季節もあった 今ではもう 体の底から冷えるような時を生きてるだけ 空が晴れたら …

夢かもしれない

夢かもしれない だって今まで誰が 夢じゃないよと ちゃんと在るよと 教えてくれただろう 夢かもしれない だって今までどうして 夢じゃないよと ちゃんと続くと 確信できただろう 夢かもしれない だって例えば ここのいま 現実だとして 本物だとしても 残るわ…

がんばれ!地味子

がんばれ!地味子 今日も明日もきっといいコトなんてないわ 負けるな!地味子 どうせ続く日々 美しくも悲劇にもなれないのよ できればきれいなこと並べて夢見たいけどね うっすら気づいてる いーや、がっつり気づいてる 地味子にも今日がある だけどだーれも…

―臥せる床より

空は狭く、どこまでも遠かった 伸ばす手もなく、臥せる床は沈みこむよう 踠かせてくれ せめて 力のない魂でもまだ此処にいるのだから 愛語る者など 傍で看取る者など 持たぬ身のまま 暦はどうやら 夏は来ぬと 口ずさむことできるよう 一層虚しくもなろう い…

うきよまつり

秋祭りの明かりが灯る前に家路を 曳きこまれてゆくから …ゆきたい気もするけど あぁ艶やかに あぁ嫋やかに 浮世なぞる、かわす、染めるひかりよ 秋祭りの明かりが灯る前に家路を 曳きこまれてゆくでしょう もう彼の地にいるのかもしれない 鮮やかに 気づかせ…

heartbreak

風は吹いた 君は空を見てた 悲しいことがあったんだね ようやく信じたのに 愛しかけた人はやはり遠い存在(ひと)でした 優しさの波 蹴り飛ばしたいような溺れたいような気持ちになる あなたがズルくて 私が愚か(バカ)で どっちを強めに思ったなら うまくバラ…

私の魂をかえして

私の季節をかえして 私の魂を いつのまにか動く この街も時も 私だけ失ってしまったの ―a man can easily kills a woman's soul. alas,it's the truth 涙も枯れた頃 また息苦しい涙が 私の季節をかえして 私の魂を 世界中から責められてるよう 1人きり朽ち…

風吹けば

空は高く晴れたけれど 僕はうまく笑えないよ 「高く飛べ」と流行歌は言うけど 一体何をしていいかわからない 病なんて生まれ憑きだ 怯えても 蹴飛ばしても 風が吹けば やさしい声が 風が止めば うれしいことが ほんのほんの一握り 届くというこの星 背中合わ…

海の前に立つこと

海の前に立つとき 清らかでなければならないような 呪文 それさえ流そうと 波音きて 海の前に立つとき 痛みが少しやわらぐような 錯覚 それでもいいから 涼風吹き 海の前に立つとき 心が溶けてなくなるような 幸福 それすら失くしても 不幸紛らせ 海の前に立…

うたはじめ

生きているかも分からない時間を幾度重ねても 届かない確かな領域 虚しさや生きがいの話ではなくて 感覚がなくなってく 感覚が火を噴いて湧き出すことを 捉えきれずにいるんだ 助けてと 救ってと 声を上げることが うたの始まりだったような 熱くなる星で す…

夕暮れ

夕暮れが心揺さぶるんだよ 悲しいことはいくつあったっけ 覚えてないなあ 自転車のカギなくしたまま どこまでゆこうか いじらしいくらいね とても大切なことに思えた ぐしゃぐしゃな魂が焦がれた 何億光年先までも続く星空はもうちょっと先で だんだん暮れて…

ホッとチョコレート

甘い香りね ホイップ多めにしたホットチョコレート このあたりでホッとひと息 休んでいかない? 1人なのには変わりないわ 思い巡らすのも止められないけど ホッとチョコレート ひとときだけでも やわらかな空に あたたかい緑につながるような 時間がながれ…

homesick

強がっているわけでも カッコつけてるわけでもなく ホームシックになったことなど ただの一度もない 愛されたあの子には 人を想うあの人には 死ぬまで死んでもわからないだろう この清々しさ 隣り合わせにあるのはきっと むなしい、さみしい、たくましい し…

音楽の理由

NO MUSIC, NO LIFEを掲げる街の真ん中で 叫びたいけど叫べないこと 生まれてこのかた抱えたものを 誰か聞いて 胸の底まで分かって 大丈夫だって言ってよ どこまでも自分勝手が たった1人で暴走してるだけさ 静かに 理由なんてそれだけ NO MUSIC, NO LIFEの…

宇宙のはなし

心の中に宇宙が広がると言う 彼も歌っていた どうしてそれが夢や希望の類だと 人の決める 酷な命を課したもの 神は見えぬところで 在るかどうかからの 星座をつないで 神話をつむいで 銀河をかける なんて高尚な なんてあたたかな 私には遠い‘宇宙’ だんだん…

雨上がりを好きになれない日

心の中で打ち鳴らした雨 想像だけで息も止まるほどだと怯えた だけど 実際の雨風を前にして やはり思考のほとんどは杞憂なんだと脱力する 自転車で駆け出したい昼辺も 教室に入れなかった震えも 確かに愛してくれた人も 幻ではなかったけれど 月日が経てば消…

息吹の中

春風に立ち 空を見る どれだけの涙が流れたか 人々にとり 僕は何 問いかけるほど分からなくなる ただ1人立つ丘は 神も見えぬ どこからか鐘の音が きっと幻 何十年の生命を託され励むのに 一瞬毎の色を成す 胸に住まう息吹 この人ひとり在るために どれだけ…

幻影

熱はじわり、上がってくるようだ 考えたくもないけど 誰も助けてくれないから 途方もない空間に思える 四畳半すらない部屋 うっすらと愛らしきもの 手紙をもらったから あぁそれでか 道理で体が反応するんだ 胸糞悪いとすぐに綻びる 防衛、病、救護、悲嘆 ど…

チャイム

心の休まらぬ日曜の暮れに 通りかかった学校の いつかに似た姿に 聞こえぬチャイムが響いたのは 精神の未熟と記憶の確かを ずっとずっと持っていること これからも付き纏うこと 日は翳り 闇来ても まだ音だけ生きるのだろう 身を捩り 苦しむほど あたたかに…

タマシイノウタ

悲しいなら悲しいまま歩いてゆくことも 正しさはまだ何処にも見えず 夕暮れの鐘の音ひびく 何も成せぬまま巡る月日は いつか私を傷つけた人のせいにして この手をのばすよ この耳すますよ 魂のうた 忘れるな 歩いてゆくことは 課せられた ただ1つの生きゆく…

この星の独りごと

いつか呼びかけた神の 沙汰無きこと どこまで肥大化させて 虚しさも一緒に コーヒーは飲めないし 車にも人にも酔うし この星の楽しみ方を 事前に誰か教えてくれてれば まだ空ばかり 空の向こうばかり 心持ってかれずに過ごせたかな この嘆きも 独りごとさ 胸…

Paradise underground

地下に降りてゆくのに そこには楽園が待っている 狭いハコから漏れ来る音たち ドアを開ける 掻き鳴らせ さぁ歌え 聞くも踊るも好きに 泣いたっていいさ ただ見るだけの阿呆は1人もいない 熱が充満する ラララ ラララ 機嫌良く ルララ ルララ 嘆いてみたり …

故郷の空

はじまりの歌を忘るな 雨がひとしずく 頬を濡らした 頬を濡らした 浜風に吹かれながら 見る夢がある 遥かを前に立ち尽くし 見る夢がある はじまりの歌を忘るな 雨がひとしずく 頬を濡らした 頬を濡らした ひとしずく ひとしずく 光に満ちた 故郷の空に手を触…

川と風の日

通りすがりの苦しさだった やさしい陽を受けるとは まさかこの背も思ってなかっただろう 川の流れ思い描いてた 歌に出てきた嵐山 やっと来られた 1人きりだけど 誰にも知られぬように 小さく口ずさもう 制服の彼ら彼女らには 分からないよなんて嘯いても 重…

残酷な青のはなし

目の前に海があると駆け出せなくなるものよ 一度ためしてみるといい 歌や映画によくある話 ずっと不思議だったの 夜の闇に紛れるとか 人混みに消えそうな自分とか どうして不幸ごとのように言うの それができたらどんなに救われるか 海は果てしなく大きく 青…

暮れの日

朝を迎えたのは 思い違いだったのか 誰にも話していないから 確かめようがないけど 明かりの灯らぬ部屋を 目で追い疲れてまた ふらつく自転車で消えてゆくのだ 風邪ひいたみたいね 無理しなくていい どうせ数十年 暇をつぶして楽しんでよ なんて呑気なこと言…

いちにちを巡らせる

気がついたら夜 あのコが怯えてた夜 闇が襲う 声もなく 堕ちてゆく眠り 気がついたら朝 彼が怯えてた朝 光の眩しさに 逃げ場なく 照らされる己 気がついたら昼 あの人が怯えてた昼 忙しなく 動く街 こなしてゆかなければ 気がついたら夕べ 私が怯えてた夕べ …

ロングスリーパー

世の中は眠りと覚醒でできている ロングスリーパー 何とか渡れ まだ明けぬ空に願いそっと懸けてみたり 白昼夢 寝覚め虚ろ 平等に与えられた24時間の中で ロングスリーパー 景色まだ 覚めやらぬ ロングスリーパー 人生損してるなんて 上っ面だけで言わない…

呼び水ふわり

水は人を呼ぶのだから 海を前にして怯えるあなたは正しい 砂浜で確かに持っていた意識を 飛ばすの 陽射しの 眩むか 目覚めるが先か だめよ だめよ 抗うほど 引き込まれてゆくのだから リズムつけて呼んでるのよ 気づいた時には もう海の底 水は声を出すのだ…