眠りに落ちてゆくという感覚もないまま いつの間にか昼も夜もなく どこの姫でもないくせに 覚ます魔法も持たぬのに 夢を見たら見たで昏く 見えぬ水に追われるような 自分だけ追い詰められるような よく眠る子だったもの 気にすることもないはずよ 手は痺れて…
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