遠い遠い町からあなたは来ました
それはそれは遠くて悲しくもなる
What 's the world?
Who's me?
遥か遥か彼方へ呼ばれる日も来るやも
けれどけれど遠くて泣きたくもなる
What 's the world?
Who's me?
What 's the world?
Who's me?
甘い香りね
ホイップ多めにしたホットチョコレート
このあたりでホッとひと息
休んでいかない?
1人なのには変わりないわ
思い巡らすのも止められないけど
ホッとチョコレート
ひとときだけでも
やわらかな空に
あたたかい緑につながるような
時間がながれて
音楽そよいで
疲れてたのかもね
しみわたるホットチョコレート
泣いちゃってもいいし
気取って物思いのフリもいいね
いい街に住めてよかったわ
どことなく浜町に似ている気もするし
ホッとチョコレート
ひとときだけでも
忌み嫌い続けたこの世界で唯一
好きだと思えるチョコレート
それから音楽
そよいで
ホッとチョコレート
ひとときだけでも
やわらかな空に
あたたかい緑につながるような
時間がながれて
音楽そよいで
髪結い
部屋を後にした
姿は美しかった
彼女になりたかった
追い縋る男の手を払うまでもなく
気で払う
なぜそこまで前を見る
風を切る
地球が味方するような
靡く髪も目も
細胞からほしくなるほどの可憐を
持っていながら要らないと言う
もっともっと前へ行く彼女は
憎いほどだ
手を取り引き摺り返したいほどだ
もう日も暮れよう
忘れて眠ろう
それもできぬほどの
面影
ドアを開けた
姿は美しかった
彼女を汚したかった
遠ざかる男の背を追うでもなく
足早に
なぜそこまで振り切れる
嘆かわしいことも霞んでゆくような
物言う声も目も
細胞から染みわたりとりつかれるような
虹を見ても辿れない地図
ずっとずっと奥深く彼女は
胸痛めて
滅びの言葉唱えたいほどだ
いずれ世も明けよう
寝覚めて叫ぼう
それはできるのかと
憎しみしか生まれない島へようこそ
長い旅だったわね
長い旅だったのに
やっと行き着いた先が楽園とは限らない
悲しくもなるわね
淀みが見えた瞬間にこの世は閉じるのか
愛されないと決まるのは生の瞬間か死の瞬間か
草木は山々は水平線は
汚らわしいくらい歌うわ
叫びたくなるでしょう
自由よ
どうぞ大きな声で
それで憂いが消えるかは別の話、だけどね
虚しさしか残らない島へようこそ
夢を描いたのね
描いていたからこそ
肩を落とす者も多いのよ
気をつけていて
発作ばかりの現世にいつかはさらばと
こうありたいこうあろうとの思いにすら決別をする
命は万物に宿ると
それは美しい理想に見えて
あなたを追い詰めるでしょう
無力よ
どうぞ嘆き散らかして
それで全てが閉じるかは別の話、だけどね
船から見た島
遥か彼方から思い描いた姿
違っていたからとて
すぐに逃げ出せるほど甘くないわ
そんな島へようこそ
よかったらゆっくり、していってね
今までどこにいたの
1人で泣いていたの
これからでも そこへ行って
抱きしめてあげたい
love song…
love song…
私のこと気にしなくていいよって突き放すけど
この世で1番気になることだ
考えずにはいられない
love song…
love song…
安っぽい愛してるや
わざとらしい温もりを
忌み嫌う君だけど
それでも歌いたいと思ったんだ
love song…
love song…
生まれてくれてありがとう
生きていてくれてありがとう
これからもう離さないで
抱きしめていたい
love song…
love song…
love song…
love song…
心の中で打ち鳴らした雨
想像だけで息も止まるほどだと怯えた
だけど
実際の雨風を前にして
やはり思考のほとんどは杞憂なんだと脱力する
自転車で駆け出したい昼辺も
教室に入れなかった震えも
確かに愛してくれた人も
幻ではなかったけれど
月日が経てば消えていく
皮肉にも
荒れた天に教えられる
大丈夫
目の前にあるものだけで生きていける
生きていていい
ただ辛くなったときだけ
理想を描いて浸ってやり過ごす
そんなズルさが
君には丁度いい
ひと荒れした後に明ける空
希望のように歌い続けた人
喜ばないといけないのかな
本当は淋しいのに
穏やかさに戻る
隣の部屋には誰かいる
微かに聞こえる声が耳障りね
お互い様だったとしても
身の丈に合わない世界を
描いたりして紛らわす
幸福にも
いろんな種類がある
大丈夫
死ぬまで満たされないはずだから
生きていていい
不幸に堕ちて浸ってやり過ごす
利用してやるくらいの
気持ちでいい
彼の歌は心地よく
皆の心に響くのだろう
どこかに希望を残すそのやり口が
きれいすぎて
好きになれない
そう言わなければ
皮肉にも
荒れた天に教えられる
大丈夫
目の前にあるものだけで生きていける
生きていていい
ただ辛くなったときだけ
理想を描いて浸ってやり過ごす
そんなズルさが
君には丁度いい
いいんだよ
夜が降る
夜が降る
見づらくて視覚が痛い
夜が降る
夜が降る
暗くもない夜が降る
「涙の中で優しくなってく 君を見てるよ 君を見てるよ」
貴方が笑顔を振りかざしたせいで
私はうまく泣くことができなくなってしまった
だけど
幸せと呼ばれるものは
何処にあるのかも分からないから
夜が降る
夜が降る
居づらくて感覚も無い
夜が降る
夜が降る
暗くもない夜が降る
「嵐の中で逞しくなってく 君を見てるよ 君を見てるよ」
貴方が私を産み落としたせいで
私はうまく笑うことができるようになったの
だけど幸せと呼ばれるものは
何処にあるのかも分からないまま
夜が降る
夜が降る
見づらくて視覚が痛い
夜が降る
夜が降る
暗くもない夜が降る
夜が降る
夜が降る
居づらくて感覚も無い
夜が降る
夜が降る
暗くもない夜が
降る
夜が降る
夜が降る
見づらくて視覚が痛い
夜が降る
夜が降る
暗くもない夜が降る
むずかしい季節だね
僕はまだ足を止めることも進むこともできず
“夢追い人”
響きだけ噛みしめて
煩わしいことは全て目を逸らすから
汗にまみれた放課後が
きゅっと恋しくなるんだよ
夢見てもなお破れてゆく
繰り返す日々への勲章は
いつかこの身いっぱいに注ぐ
スポットライトであるように
ベッドの上に蹲って
何が変わると言うのだろう
情けない自分も連れて
飛び出そう
まず太陽の光の下へ
人々は大画面の歌姫に歓声を
僕はひとり通り過ぎ
コンクリート見てるだけ
踏みしめたこの一歩
足跡も残せぬまま
君のようにはいかないさ
それは悲しい生き物だ
払ってもなお付き纏う
芳しいものへの憧れが
いつかこの身離れて響け
影に覆われた者にとり
ガラクタの街で俯いて
何が変わると言うのだろう
不安定でもゼロじゃない世界
踏み出そう いつか見える光の下へ
君のようにはいかないさ
結局悲しい生き物だけど
夢見てもなお破れてゆく
繰り返す日々への勲章は
いつかこの身いっぱいに注ぐ
スポットライトであるように
空回りでいい 呼吸をして
嘆く声さえ芳しい
僕を見つめ進んでゆこう
いつか必ず生きる光の下で