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ねがい

歌詞

緑の羽根(かぜ)が揺れる空

心は惑うようにできてる

遠い闇夜に見てたのは

言い訳のないその瞳

 

時よ今、流れてくれ

哀しみを負う者にとり

時よ今、流れてくれ

君だけが希望なのだ

 

いつかは還る魂も

望んですぐには出会えない

遠い闇夜が続くのか

蛍火はまだ見えぬのか

 

時よ今、

哀しみなど 何処にも無いような体で

時よ今、流れてくれ

彼女が気づかぬうち

 

時よ今、流れてくれ

哀しみを負う者にとり

君だけが希望なのだ

あぁ今、流れてくれ

2つの背中

歌詞

2つの背中をずっと見ていた

かなしいことにつまずいても

心安らぐ場所があれば どんなに楽に生きられるだろう

2つの背中を遠く見ながら ずっとずっと考えてた

 

もう子どもじゃないから本当はすぐに追いつけるけど

わざと距離をとってゆっくりゆっくり歩いていた

 

ふるさと

あたたかい町にも冬は来て 

散らつく雪の朝

もう 追いすがるだけでは凍えてしまいそう

 

2つの背中に問いかけてみた

かなしいことは尽きないけど

土台(ベース)を持たぬこの心じゃ どこへも行けない気がしてるの

いつまでも満たされない気がしてるの

冬のせいではないのだろう

 

憎しみ ぶつけてもいいのか

憐れみ 持っていいのか

波の音も強くなったね

壊れてしまいそう

 

2つの背中がそこにあるのを見られるだけで幸せだと

僕にそっと説く人もあるだろう

だけどまだ大人じゃない

 

2人のあいだに生まれたことを 何と思えばいいのだろう

かなしいことにつまずきながら 

不安定ないのちを燃やしてゆけるかな

2つの背中が遠ざかるのをずっとずっとずっと見ていた

運命の上に立つ

歌詞

冷たい雪に染められた砂の上立つ朝は

未来でも懐かしさでもないものがよぎる

 

運命は決まっているのだろう

それをなぞっているのだろう

どこからか降ってわいたような声が

だけどまだ抗う心が もう全て諦める心が そう 

海風に吹かれて迷える

 

指先まで震えてるこんな弱い身体で

まだ見えぬ向こう岸へ心進めるため

 

運命は決まっているのだろう

ひとり辿ってゆくのだろう

そう思えば安らかでいられるよ

だけどまだ迷える心がもう 全て自分で決めるんだと 足掻くから 

どんなに怖くても

 

幼き日の僕と 冬空に誓う

 

運命は決まっているのだろう

それを振り払い歩き出そう

ふるさとはそのためにあるのだろう

今ならそう自分で言えるだろう

気高き精神(こころ)がもうずっと待ちわびる

運命(さだめ)の上に立ち

 

運命を振り払い歩き出そう

強く望んだ僕の道を

歌詞

何も言わなくてよかったね

そこに海があったから

蒼くきらめく風にゆられ

心ふたつそこにいた

 

まだ君の心みえず

制服のままで走ってきたの

 

何も言わなくてよかったね

そこに海があったから

手をつなぐこと寄り添うこと

何も知らずそこにいた

 

まだ未来も感じられず

ただ今を過ごしてゆくの

 

何も言わなくてよかったね

そこに海があったから

最後のチャイムがひびいてくる

波の音とまざってゆく

 

何も言わなくてよかったね

そこに海があったから

魂のこえ

歌詞

天気のいい日は自転車でなるべく遠くへ出かけましょう

ぎこちなくても公園や花の色に出会いましょう

 

この岸辺に咲いたの

なんでここまで来たの

 

沈んだ心解き放つ魔法の言葉唱えましょう

そんなものは初めからどこにもないはずでしょう

 

風任せに走った

今ならもうわかるよ

 

魂はひとりでいる

どうしてもひとりでいる

ときどき泣きたくなるのはそのせいよ

責めなくていい

 

いつか残した未練など笑い飛ばせるはずでしょう

汗をかいて上着を脱いでもっと走りましょう

 

飛ぶ鳥さえ近くに

この腕なら遠くに

 

魂はひとりでいる

結局ひとりでいる

不意にね 息苦しくなるのはそのせいよ

泣かなくていい

 

風吹くまま生きても

おさまらずに

 

魂はひとりでいる

どうしてもひとりでいる

ときどき泣きたくなるのはそのせいよ

責めなくていい

 

魂はひとりでいる

結局ひとりでいる

不意にね 息苦しくなるのはそのせいよ

泣かなくていい

恋が遠ざかる

歌詞

いつまで似た影に惑わされるの

街を歩くの 避けて通れない毎日の使命で

 

昔の記憶だけで分かるはずないよ

短い髪もまっすぐな瞳も変わってるかもしれないのに

 

まぶたの裏に焼きつくとはこのことか

まぶたの裏に焼きついて離れぬのだ

 

なんでどうして

制服の日を引きずるように過ごす時

いつしかこの世の全てとさえ思えた恋が遠ざかる

 

幼い笑顔ならまだ少し作れるよ

染みついてるの 仮面のように気持ち隠すこと

 

それでも君の前 嘘みたいに僕は

素直でいられた 泣いたりもして

変わってくこと知らずに

 

手を繋いでた坂道覚えてるよ

手を繋いでも不安だった気持ちも

 

駆けめぐる時

制服の裾 砂にまみれたあの海も

いつしか空も赤く染まっていた

恋が懐かしい

 

まぶたの裏に焼きつくとはこのことか

まぶたの裏に焼きついて離れぬのだ

 

なんでどうして

制服の日を引きずるように過ごす時

いつしかこの世の全てとさえ思えた恋が遠ざかる

交錯

歌詞

悲しいこともあるという

僕は生い茂る草の中に隠れ

愛しいものを愛しいと言える季節を待っている

 

夜明けの街の冷えた空気を吸って気づく もう秋

ビルの間に明けるオレンジ その色はふるさとと同じ

 

悲しいって言ってもいいかなぁ

目の前で倒れ込む彼女(ひと) 捨て置いたけど

 

優しい人でありながら 傾ぐ思いもあるだろう

慣れない空に怯えても 正しい時はやってくる

 

自転車でゆく一本道は 誰に望まれてる?

幼いままに不幸ぶってさ いつまでとらわれてる

 

交錯する 過去・現在(いま)・未来よ

「自分を愛せ」

戯れ言がまた聞こえてくるね

 

優しい人になるために 重ねた嘘もあるだろう

苦しむために生まれたの 

誰が言ったか 夕暮れに

 

アダルトチルドレン

泣きたいのは 辿れば誰のせいでもなく

悲しいよね やり場のない幻覚(いろ)によどれた

 

優しい人に会うという 僕の祈りにも似た希望破れ

愛しい者は愛しさゆえに 何も言えずに佇むけれど

 

愛しい者よありがとう 生まれてくれてありがとう

ひとり、草陰 息潜めながら そんな言葉を待っている

言える季節を待っている